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私のバイク歴




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ツーリング紀行





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雑記帖







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バイク仲間は北海道へ!
そして自分は・・・
No.1



                  桧枝岐ソロ・リングへ・・・

北海道から届く写メール。昨年同様バイク仲間が8月初旬北海道にロングツーリングに行っているからだ。
写メールの写真は、何処と無く見覚えの足る所。自分も昨年北海道ツーリングに参加した為、見覚えのある風景が送られてくる。
こうなると居ても立ってもいられなくなる。今年は北海道には行けないのでせめて近場でツーリング気分を味わおうと・・・
一昨年行った奥只見湖に行ってみたいと思い、いろいろ調べているうちに、奥只見湖が大変な事態になっていることを知ることとなった。
8月時点で、福島と新潟の県境の橋が震災で崩落したこと、新潟側から銀山平に続くR352樹海ラインが崖崩れで通行不能となっていること。また奥只見シルバーラインも通行止めになっていることで、奥只見湖は完全に陸の孤島となっているということだった。復旧の見込みは何時になるか分からないという。
桧枝岐村は、奥只見湖への玄関口。奥只見湖は無理にしても、桧枝岐には温泉があり、福島に少しでも貢献できることから、桧枝岐村に行くことに決めた。


8月11日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出発〜
今回、自分一人なのでキャンプは諦め民宿へ泊まる事にした。そのため荷物が軽減でき軽装な出発となった。
9時20分自宅を後にした。
この日は前日まで雨。一転して晴れの暑い日となった。
11時過ぎ、余りの暑さとのどの渇きで石下のマックで一休み。ソフトクリームとファンタグレープLをいっきに飲み干した。30分後気を取り直し再出発。

昼食は“たいしょうえん”?
鹿沼まで来たが丁度昼時。いつもここを通ると気になっていた“たいしょうえん”というラーメン屋さんへ寄ることにした。それはあの大勝軒と名前が似ていた為いつも気になっていた。混雑している店に期待しながら入ってみねと、メニューも内容も全く違っていた。とりあえず味試しで味噌ラーメンを頼んでみた。濃厚なスープと麺のマッチがとても良く非常に美味しかった。良かったです。合格です・・・

名所:杉並木街道
鹿沼を過ぎると、今市まで約20km近く杉並木が道の両側に聳え立つ。暑いさなかさすがにこの道だけはひんやりと涼しい。薄暗さが一層涼しさを呼ぶようだ。
奥日光に天体写真撮影を行う為行く時は必ず通る道だ。但し狭いのですれ違いには要注意!

高原の道へと・・・
今市を過ぎ、そして鬼怒川を通り過ぎるとさすがに涼しさを感じるようになる。徐々に標高が高くなってきた証拠だ。
14時過ぎ、龍王峡で休憩をとることにした。以前家族で来たときにソフトクリームの美味しいお店が一軒あったからだ。自分は賞味しなかったが、是非食べてみたいと思い今回立ち寄ってみた。
            
ここのソフトが濃厚で営業しているお店の中で一番美味しかった。最高でした。残念ながら写真を撮るのを忘れてしまうほどでした。

そして風景も山間と渓流の流れが目に付くようになる。これまた涼しさを感じる。
五十里湖沿いのR121号線は、道も広くダム湖の景色も良い。のんびり走るには最適な道だ。しかし、ダンプが多い。排ガスが頭にしみる。
R121山王峠を超えると南会津に。R352を左折。
この左折後のR352はバイクツーリングには非常に良いロードだ。道も良く適当にコーナーも迫り快適に走れる。今回最も楽しみにしていたコースの一つだ。

桧枝岐村 エッ何、この風景!!
いよいよ桧枝岐村へR352を左折した。そこから進むに従って国道の両側と国道自身に土砂が流れた後や土砂が両サイドに高く積まれている状況になってきた。
暫く進むと右手山側から土砂崩れのあった跡が幾つも現れた。木々がなぎ倒され、大きな岩がゴロゴロしていて赤土の斜面がむき出しになっているすざましい風景であった。
国道は薄っすらと赤土に覆われ、途中途中一方通行となっている。ロードバイクでの通行は極めて困難であった。これは8月初旬にあった新潟豪雨の影響だったという。

民宿 松源さんへ到着
という理由でこの稼ぎ時でもあるお盆休みは観光客はまばらで、前日に予約がとれた理由が分かった。松源さんには、自分の他一組の山好き常連夫婦の方が宿泊しているのみであった。
            
               ※松源さんホームページ http://www.f-onsen.com/shougen/

松源さんから、村の温泉施設無料利用券を貸して頂き、夕食前に早速温泉に!
入浴者が結構おられ賑わっていた。大きな浴槽と露天風呂がある。泉質はアルカリ性単純泉で無色・無味・無臭で、温度も40度と自分にとっては少し熱いが何とか温泉を楽しむ事ができた。
但し今年の暑さによる異常気象でアブが大発生していて露天風呂周辺にも沢山のアブが出現。露天風呂が利用できなかったのが残念であった。

午後6時から夕食の時間だ。
お料理は山人料理(ヤモードりょうり)/薬膳風料理で植物を医薬・強壮食として巧みに利用し、医食同源の心を実践して、美味満腹・健康保持に考えられた料理だという。さっぱりしていてご年配の方々には人気の高い料理という。正直自分にはさっぱりしすぎていて物足りない感じがした。泊り客から若い証拠だと否められてしまった。
2時間ほどご夫婦といろいろ話をしながら食事することが出来楽しい一時であった。


8月12日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コースは昨日と同じ道で逆のコースを帰ることにした。

毎度天体観測地
朝食後女将さんに見送られ宿を8時半過ぎ出発。
南会津には、天体写真撮影でよく利用する観測地があり、バイクで初めて立ち寄ることにした。
宿から一時間ほどで到着。標高1000mのこの地は日陰にはいると涼しさを感じるほど。やはり夏場の撮影地は標高が高くないと昼間暑さで参ってしまうなとつくづく思うほど・・・
    
広々とした敷地で360°遮るもなし。空も十分に暗い。秋にでも是非ここで撮影をしたいと思いつつ後にした。

11時ごろ龍王峡に到着
今日は味比べで違う店でソフトクリームを食べてみようと思い、店街左端のお店のものを賞味した。あ〜ヤッパリ。昨日の茶迎館の方が圧倒的に美味しかった。やはり浮気はダメだと・・・

14時近く昼食
            
R294下妻を過ぎるといつも寄るラーメン屋さんがある。自分的には美味しいと思っているラーメン屋さんだ。
ここで補給し、後1時間強で無事自宅到着。
今回も無事故無違反で帰宅することが出来た。

反省
今回写真がアバウトすぎ雑な紹介となってしまった。次回からは詳細に写真を撮りたいと思う。
一人旅ツーリングで一番気を使うことは事故の類。何かあった場合仲間が居れば助け合うことが出来るが、一人で山の中で何かあった場合はアウト。基本は安全運転。無理は絶対にしない。今回は、自分的には安全運転ができたと思う。

●天候 
一泊二日でしたが晴れてくれた。
所要時間
出発8月11日9:20 帰宅8月12日16:00頃
燃費
・走行距離約440km 約20km/L